先日行われた中銀カプセルコンペに提出した案です。
カプセルの中に土の壁と天井でできた瞑想する空間をつくる案。
近代建築の象徴が閉じた箱(BOX)やカプセルだとすると、これからの建築は環境に開かれた「うつわ」である。という思いで空和Utsu-wa と名付けました。
結果は残念ながら不採用だったが、実際に木造で移動式のコンテナをつくって茶室として活用できないかと考えています。
海辺・山・郊外・大都会あるいはビルの上・・・
制作コストは設計費を含め600~800万程度を想定していますが、
ご希望がございましたら、ご予算に合せ内容を調整させていただきます。
実現に向けご興味ある方は、ぜひご連絡いただければ幸いです。
email: shell@tonomirai.com
どうぞよろしくお願い申し上げます。
中銀カプセルタワーのカプセルは都市の中での生命と代謝がテーマであったが、これからの時代、土でできた空間の中で自然を感じ、自らを空にする場が必要とされる。
土を使った「生命体として気が流動する柔らかな空間」を提案する。
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Drawings, Tono Mirai architects
3D production: Marin Murakami
デジタルデトックスができ、 自己を見直し、 自分が「空」になることができる 1 人用の空間。入口で荷物と携帯電話を預け、 中に入ると木の繊維でできた楕円形のベッドがあり、瞑想できる土の空間がある。
茶室 / デジタルデトックス / 空 / 曲線 / 土壁 / りんごレザー/ 木糸/ 木造コンテナ
名称 — 空和 Utsu-wa
主用途 — 茶室
工事種別 — 新築
設計者 — 遠野未来建築事務所 遠野未来
建築面積 — 9.9㎡
延床面積 — 10㎡
天井の高さ―2.1m
木造移動式コンテナ
設計期間 — 2024年5月