

LEHM2024は、ドイツの土の建築協会DVLが主催で4年一度開催されており、第9回目である今回は、東海大学の田中正史先生方と共に、OYAKI FARMでの5.2mの木造と組み合わせた版築の研究をポスターセッションで紹介しました。
会場はバウハウス発祥の地 ドイツのヴァイマールで、2024年の9月27日から9月29日の3日間にかけて開催されました。前半の二日間はドイツを中心とした世界からのスピーカーのプレゼンテーション、最後の一日はドイツの土建築を巡るツアーで、年齢や職種を超えた多くの方々が集まり、設計者、研究者、職人、そして住まい手が対等な立場で意見を交わす場となっていました。DVLが提供するこのような場は、現代における「土の建築」を考える貴重な機会となっており、日本でも同様の場が求められると改めて感じました。